Edraw サポートセンター
1.ナレッジベースの定義
ナレッジベースは、情報を整理して管理するための、ルールに基づいたシステムのことです。
これは、今の時代における「知識の中心」として非常に重要です。バラバラに散らばっている情報を、整理された保管方法やAIの技術を使って、検索しやすく、関連付けやすく、そして実際に使える知識へと作り変えます。
2.EdrawMindにおけるナレッジベース機能
バージョン13から、EdrawMindに「ノート」機能が加わりました。これで、マインドマップのどのノードにもクラウドノートを付けたり、リンクさせたりして、詳しい情報を書き足せるようになりました。
💡 基本概念:マインドマップとノート
マインドマップの任意のノードに「ノート」を追加することで、その情報を拡張できます。ただし、各ノードには一つのノートのみを添付できます。
これにより、一つのシンプルなマインドマップにあるすべてのノードに、個別のノートを結びつけることが可能になります。これらのノート同士の関係性はマップで目に見える形で示され、全体像が把握できる、繋がりのある知識のネットワークが出来上がります。
マインドマップ + ノート = 次世代のナレッジベース。つまり、マインドマップそのものがナレッジベースとして使えるようになったのです。
ノードとノートの関係: マインドマップの各ノードがリンクできるノートは一つだけです。
ノートの参照: 一つのノートを、複数のノードから参照したり、リンクしたりすることが可能です。
ノートの独立性: ノートはマインドマップのノードにリンクされていなくても独立して存在し、単体で開くことができます。
3.ナレッジベースの作成・削除・閲覧・設定
上で述べた通り、EdrawMindにおいては、
ナレッジベース= マインドマップ+ ノート
となります。
つまり、マインドマップ内でノートを作成・削除する過程が、そのままナレッジベースの作成・削除に該当します。関連する操作については、『ノートの作成方法』というガイド記事をご参照ください。
この方法の他に、ナレッジベースパネルからも操作が可能です。手順は以下の通りです。
EdrawMindを起動し、左側のパネルにある「ナレッジベース」をクリックします。
ここでは、過去に作成したナレッジベースの一覧を確認でき、それぞれの知識ベースのノート数、文字数、閲覧回数などを確認できます。
カードをクリックすると、その知識ベース内のコンテンツを閲覧できます。
「ナレッジベースを作成」をクリックします。
クリックすると、自動的に空白のノートが添付された空白のマインドマップファイルが作成されます。このファイルで内容を編集し、随時保存してください。
知識ベースのカード右下にある三点リーダー(…)をクリックすると、その知識ベースの設定を行うことができます。
- 【ナレッジベース設定】:知識ベースのタイトル、説明、カバー画像を設定したり、閲覧者などの詳細データを確認したりできます。
- 【コピーを作成】:知識ベース全体を複製して、次の作業に進むことができます。
- 【ソースファイルをダウンロード】:知識ベースのファイル(.emmx形式)をPCのローカル環境にエクスポート(ダウンロード)します。
- 【削除】:この知識ベースを削除します。