PPT

パワポでグラフを作成する方法

edraw編集者
編集者: Edraw

パワーポイントでグラフを作成することについてお困りではないですか?この記事ではグラフを活用してプレゼンテーションに役立てる方法をお伝えします。最後まで読んでいただければ幸いです。

1.パワポで作成できるグラフの種類

パワーポイントで作成できるグラフの種類を表しました。

種類 用途
円グラフ 異なるデータの全体の割合を表す お客様満足度アンケートの結果
棒グラフ データの値を比較するためのグラフ 年度別の加入者数の推移
面グラフ 折れ線グラフをもとにデータの表す範囲を塗りつぶしたグラフ 野球のチームの順位の推移
折れ線グラフ 関連する2つの項目についてデータの推移を表す 毎月の収入と支出の金額の推移
散布図 データセットの散らばり具合を表す 数学と英語のテストの点数
ツリーマップ 階層構造のデータを表す 県の市町村別面積
ヒストグラム データを範囲別に区切って表す 年齢区分別のある国の人口
等高線グラフ 3つ以上のデータを高さで表して頭頂部同士を線でつないだグラフ 実験1~4の部位別品質検査の結果(横軸:実験ナンバー、縦軸:検査部位、高さ:結果値)
マップ マップを塗り分けます 感染症の感染者割合
レーダー 要素の相対比較 ゲームの登場人物のスキル(攻撃、防御、金銭、コミュニケーション、土地)
株価 時系列における株価の推移と時間ごとの上値、下値 ビットコイン/円の価格の推移
箱ひげ図 数値のばらつきや上限値、下限値 47都道府県での月別の花粉飛散量の統計
ウォーターフォール図 データの増減を表す ある地点での一日の温度の増減
じょうご ステップごとのデータの推移 企業のエントリーから採用までの応募者の変化

2.パワポでグラフを作る手順

パワーポイントで、グラフを作成する手順をご紹介します。具体的な方法を順にみていきましょう。

Step1 「挿入」→「グラフ」→種類を選ぶ

折れ線グラフの選択画面

折れ線グラフ挿入後

「新しいファイルを作成」で新規ファイルを作成です。

「挿入」タブから「グラフ」を選択するとグラフメニューが表示されます。

「折れ線」メニューから折れ線グラフを選択します。

折れ線グラフがシート内に表示されるので次ステップで編集です。

Step2 データの入力とグラフへの反映

データ入力

折れ線グラフの描画領域を選択するとデータを編集するエクセルが表示されます。

エクセルのデータを範囲選択してこのエクセルにコピーアンドペーストします。

Step3 目盛りを編集する

軸の設定

横軸、縦軸をクリックします。右に軸の書式設定が表示されます。それぞれ次の項目を設定します

  • 塗りつぶしと線
  • 効果
  • サイズとプロパティ
  • 軸のオプション
  • 文字のオプション
  • 文字の効果
  • テキストボックス

Step4 色やデザインを変更する

色の設定画面

デザイン選択画面

デザイン編集後

色やデザインを編集します。

グラフの描画領域をクリックすると右にグラフエリアの書式設定が表示されます。

以下の項目の設定が可能です。

・グラフのオプション

  • 塗りつぶしと線
  • 効果
  • サイズとプロパティ
  • 文字の塗りつぶしと線
  • 文字の効果
  • テキストボックス

3.見やすいグラフを作成するポイント

パワーポイントにおいてグラフを作成する際は以下の事柄を押さえると見やすいグラフが完成します。

  • 余分な装飾を控える

目盛線や背景などの装飾は少ない方が見た目がきれいです。

目盛線は、軸の書式設定の軸のオプションから表示設定ができます。

デフォルトではなしになっていますが、主目盛線、補助目盛線と分けて表示の設定ができます。

グラフの形状の選択で3Dグラフがありますが、データの大きさの割合と違ってみえるのでおすすめしません。

  • 色は5色以内に押さえる

データにおいて大事なのはデータそのものです。

色を多くし過ぎるとデータの存在感が薄れてしまいます。

目盛の文字などはそのままか、できれば地味な色に設定することをおすすめします。

グラフの色のパターンの設定については前述したとおりですけど必要な部分のみ変更したら十分です。

  • フォントを本文と統一

グラフ内で利用する文字のフォントは本文と統一するべきです。

統一することで、ページ全体の統制がはかれてグラフと文章の部分の違和感が起こりません。

  • テキストで強調したい内容を説明

グラフにおいて強調したいことはテキストで行います。挿入タブからテキストボックスを挿入してシート内のグラフの外側に配置します。

4.よくある問題とその対策

パワーポイントでグラフを描画する際のよくある問題点と解決策を3つあげます。参考にしていただければ幸いです。

1.ラベルが重なる

ラベル調整前グラフ

図のように、ラベルが重なる場合を考えます。ラベルが重なるときは、以下の方法をお試しください。

1.ラベルを選択して「ラベルの書式設定」を表示

ラベル設定

2.ラベルの位置を「外部」とする

ラベルが外部に移動して見やすくなります。

ラベル調整後

別の方法としては、縦書きにする方法も有効です。

2.同じ種類のグラフがスライドごとにデザインバラバラ

テンプレート一覧

グラフの種類が同じ場合に、デザインがバラバラになる問題を解決する方法です。

1.グラフを選択して右クリック

2.「テンプレートとして保存」を選択する

3.テンプレート名を記入して保存する

4.次に図形を挿入するときにテンプレートメニューから保存したテンプレートを選択

3.データが更新されてもグラフに反映されない

パワーポイントで、グラフをグラフメニューから挿入して作成した場合(2.パワーポイントでグラフを作成する手順)はデータは更新されません。

データを自動更新する場合は以下のように作成します。

1.エクセルにおいて、グラフを作成する

リンク貼り付け画面

2.グラフを選択してコピー

3.パワーポイントで「ホーム」タブの「貼り付け」メニューを選択する

4.「リンク貼り付け」を選択してペーストする

これで、エクセルのデータが自動で更新されます。

5.グラフ作成ツールEdrawMax

edrawmax編集画面

EdrawMaxはスマホ、PCどちらも対応している描画ソフトです。

他ソフトより安価で高度な機能が多数利用できるEdrawMaxを是非ご利用していただきたいです。

EdrawMaxの魅力を3つご紹介します。

①パワポアドイン機能

パワーポイントのアドインとして利用が可能です。

パワーポイントのアドイン

パワーポイントにおいて、EdrawMaxの画像、ステッカー、フローチャートなどの図形を配置、編集ができます。

②AI パワポ作成機能

アドインのAI機能

AIでパワーポイントを作成する機能を搭載しているので便利です。AIに作成したい資料のイメージを伝えたらスライドのデザインなどの提案が受けられます。AIを利用することで、効率的に業務が進められます。

難しい設定などの必要がなく、簡単に活用できるので初心者でも安心です。

③交換性において優位

パワーポイントへ変換

作成したファイルを多形式で保存することができます。パワーポイントはもちろん、ワード、PDF、Visioなどにも変換可能です。

変換しても見た目が崩れることもなく、互換性に優れているのがEdrawMaxの魅力です。

関連記事