関係図

『逐玉:翡翠の君』の登場人物相関図

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編集者: 成海

2026年配信の中国時代劇『逐玉:』は、乱世を舞台にした重厚な人間ドラマです。原作は団子来襲による小説『侯夫人と屠殺刀』で、肉屋の娘・樊長玉と、没落した侯爵家の遺児・謝征が出会い、それぞれに過酷な運命を背負いながらも、ともに困難を乗り越えていく姿が描かれます。

ここでは、物語をより楽しめるよう、登場人物たちの関係や立場を分かりやすくご紹介いたします。

1.主人公の二人

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樊長玉(はん・ちょうぎょく)

豪快で芯が強く、情に厚い女性です。並外れた腕力と見事な包丁さばきを持ち、両親を亡くしたあとも肉屋を守りながら、妹の長寧を支えて生きてきました。

吹雪の夜に、身分を隠していた謝征を助けたことをきっかけに、彼と夫婦の契約を結びます。その後は戦場へ身を投じ、一兵卒から将軍へと成長していきます。謝征とともに数々の苦難を乗り越え、やがて互いにとってかけがえのない存在となっていきます。

謝征(しゃ・ジャン)

武安侯家の生き残りで、滅門の悲劇を背負う青年です。物腰は柔らかく、一見すると病弱で穏やかに見えますが、実際には冷静で決断力があり、胸の内に強い執念を秘めています。一族を陥れた陰謀の真相を探るため、樊長玉のもとで身分を偽って暮らし始めます。当初は互いに警戒し合う関係でしたが、次第に信頼を深め、やがて深い絆で結ばれていきます。

2.樊家の人々

樊二牛(はん・じぎゅう)

長玉の父で、臨安鎮で長く肉屋を営んできた人物です。実直で義理堅く、家族思いの父親でしたが、魏厳の策略によって無実の罪を着せられ、命を落とします。その生き方と無念の死は、長玉が家族を守り、冤罪を晴らそうとする大きな原動力となります。

孟梨花(もう・りか)

長玉の母です。穏やかで気立てがよく、家のことを丁寧に切り盛りしながら家族を支えてきました。夫を失った悲しみから立ち直れず、そのまま亡くなってしまいます。長玉にとっては、二度と取り戻せない温かな家庭の象徴のような存在です。

樊長寧(はん・ちょうねい)

長玉のたった一人の妹です。おとなしく気弱な性格で、幼いころから喘息を患っています。姉に守られながら成長していく存在であり、長玉にとって何よりも大切な家族です。謝征とも穏やかな関係を築き、姉と謝征の心をつなぐ存在でもあります。

3.謝家とその関係者

謝臨山(しゃ・りんざん)

謝征の父で、先代の武安侯です。忠義に厚く、優れた軍功を立てた名将でしたが、魏厳の陰謀によって謀反の罪を着せられ、一族もろとも滅ぼされます。その悲劇は、謝征が真実を追い続ける理由そのものとなっています。

魏綰(ぎ・わん)

謝征の母で、魏厳の妹です。穏やかで心優しく、侯府を支えてきた女性でした。兄と夫のあいだで苦しい立場に置かれながらも、謝家が滅びる際には幼い謝征を守ろうとし、命を落とします。謝征にとって、幼少期の最も深い傷を残した存在です。

魏厳(ぎ・げん)

謝征の叔父であり、朝廷で絶大な権力を握る人物です。表向きは有能な重臣ですが、その実、野心のためには手段を選ばない冷酷な策士です。謝家滅門の黒幕であり、樊家を陥れた張本人でもあります。謝征を手元に置いて育てたのも保護のためではなく、自分の思いどおりに操るためでした。物語全体を通して、最大の敵として立ちはだかります。

その他の脇役

李懐安(り・かいあん)

名門の家に生まれた青年で、長玉の幼なじみです。温和で品があり、文武の才にも恵まれています。幼いころから長玉に想いを寄せ、彼女が苦しい状況に置かれたときにはたびたび手を差し伸べます。謝征とは同門の間柄でもあり、長玉をめぐって複雑な関係になりますが、やがて力を合わせるようになります。

李径(り・けい)

李懐安の祖父で、当朝の太傅です。学識と人格を兼ね備えた名望ある人物で、私利私欲に走らず、朝廷にも民にも敬われています。
孫の懐安にも厳しく礼節と学問を教え込んできました。

賀敬元(が・けいげん)

李懐安の師で、武芸と策略を教えた人物です。かつては名将として知られていましたが、政争を嫌って世を離れています。表立っては動かないものの、懐安や主人公たちが危機に陥った際には陰から助けることもあります。

俞浅浅(ゆ・せんせん)

長玉の親友です。裕福な商家の娘として育ち、しなやかさと強さをあわせ持つ女性です。商才に恵まれ、自ら酒楼を切り盛りするほどの行動力を持っています。長玉とは何でも話し合える仲で、深い信頼で結ばれています。また、斉旻とのあいだに息子の俞宝児をもうけ、その存在が彼女の人生を大きく左右していきます。

俞宝児(ゆ・ほうじ)

俞浅浅と斉旻の息子です。まだ幼いながらも無邪気で聡明な子どもで、その出生ゆえに複雑な運命を背負っています。長玉に助けられたことがあり、長寧とも親しい間柄です。物語の後半では、その存在が大きな意味を持つことになります。

斉旻(せい・びん)

皇子の一人で、承徳太子の嫡長子です。高貴な身分にふさわしい華やかさを持つ一方で、激しい執着心と強い野心を抱えています。皇位を得るためには手段を選ばず、謝征たちにとって大きな脅威となります。俞浅浅との関係もまた、愛情と支配欲が入り混じった歪んだものとして描かれます。

随拓(ずい・たく/長信王)

皇族の一人で、斉旻の叔父にあたる立場の人物です。一見すると中立的ですが、実際には複数の勢力を巧みに操りながら、自らの利益を図っています。魏厳や斉旻とも手を結びつつ、決して完全には信用せず、朝廷の均衡を揺るがす存在となっていきます。

公孫鄞(こうそん・ぎん)

若くして高い名声を得た才人で、謝征が最も信頼する友人であり参謀です。知略に優れ、情にも厚く、謝征が真相を追ううえで欠かせない存在となります。長玉とも深く関わり、彼女が軍に入ってからもたびたび助力します。

斉姝(せい・しゅ)

高陽長公主で、安太妃の娘、斉旻の叔母にあたる人物です。落ち着きと知性を備え、宮廷の駆け引きにも長けています。謝征とは利害の一致から協力関係を築き、長玉の強さや才覚にも理解を示します。物語後半では、公孫鄞との関係も見どころの一つとなります。

斉昇(せい・しょう)

大胤朝の皇子です。温厚で誠実な人物であり、権力への執着よりも民の暮らしを大切にしています。謝征や長玉と協力し、奸臣を排する側に立つ、皇族の中では数少ない良識派として描かれます。

趙大娘(ちょう・だいじょう)

臨安鎮で暮らす町医者です。親切であたたかく、人生の苦労を知りながらも人への思いやりを失わない女性です。樊家に不幸が起きたあとも、長玉と長寧を家族のように気にかけ、支え続けます。激しい権力争いが続く物語の中で、ほっとできる温かさを与えてくれる存在です。

趙大叔(ちょう・だいしゅく)

趙大娘の夫で、町の木工職人です。実直で義理堅く、腕のよい職人として知られています。肉屋の修繕や道具作りなどを通じて長玉を助け、趙大娘とともに陰ながら彼女たちを支えます。

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