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機械製図

エスカレーター平面図の書き方

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編集者: Edraw

エスカレーターを設計する際、避けて通れないのが「エスカレーター平面図の作成」です。正確な寸法や仕様、建築条件に基づいた図面が欠かせません。

しかし実際には、必要な情報の整理や図面作成の手間に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、そんなエスカレーター平面図の書き方について詳しく解説していきます。

ぜひ図面作成の参考にしてください。

1.エスカレーターの平面図は何に使われる?

エスカレーターの平面図は、建築・設計・設備業界において、主に以下の目的で使用されます。

設置レイアウトの確認では、建物内の人の流れ(動線)を考慮し、エスカレーターの最適な配置と乗り口・降り口の方向を検討します。

さらに建築確認審査においては、建築基準法や関連法規に適合しているかを確認するための図面として、行政機関に提出されます。

施工図としては、工事を担当する業者が、実際の工事を行うための詳細な指示書となり、エスカレーターの据え付け位置や周囲の構造物との取り合いなどを正確に示す役割を果たします。

このようにエスカレーター平面図は、エスカレーターを上から見た際の形状、移動方向、周囲の壁や柱などの構造物との位置関係だけでなく、様々な用途で使用されています。

2.エスカレーターの平面図に必要な情報とは?

エスカレーターの平面図には、その設置と利用に必要な以下の情報が不可欠です。

まず、エスカレーターの基本寸法として、全体の幅、全長、そして乗り口(入口)と降り口(出口)の位置を正確に示す必要があります。

これによりエスカレーターの正確なサイズを把握できます。

次に、エスカレーターが設置される階(例:1F〜2F)を明記し、周囲に存在する壁、柱、既存の階段などの建築構造物との位置関係を正確に図示します。

これにより、エスカレーターが建物内の空間にどのように収まるのか、また利用者の動線がどのように確保されるのかが明確になります。

さらに、利用者の移動方向を示す矢印は、平面図上で非常に重要な情報です。

上りか下りかを明確に示すことで、利用者の混乱を防ぎ、安全なエスカレーターの利用を促します。

これらの情報を適切に盛り込んだ平面図は、設計者、施工者、管理者など、関係者全員がエスカレーターの設置状況を正確に理解するための共通の図面です。

3.作成する難しさ・手間の正体とは?

エスカレーターの平面図作成における難しさや手間の主な要因は、以下の点にあります。

まず、スケールや比率のずれが生じやすいことです。エスカレーターは特殊な形状を持つため、手作業で正確な縮尺を維持しながら作図するには熟練した技術と時間を要します。

次に、複数階層とつながる図の整合性を保つことの難しさがあります。

エスカレーターは通常、複数の階を結ぶため、各階の平面図での位置や形状が矛盾しないように調整する必要があります。

これは、設計変更があった場合に特に手間がかかります。

さらに、一般的なCADソフトウェアに、エスカレーター特有のテンプレートや図形部品が十分に用意されていない場合があります。その場合、エスカレーターの形状や記号を一から作成する必要があり、作図時間が増加します。

これらの要因が重なることで、正確かつ効率的なエスカレーターの平面図作成は、一定の専門知識と労力を必要とする作業となります。

4.エスカレーターの平面図を描く方法

エスカレーターの平面図を効率的かつ正確に描くためには、CADソフトウェアや建築図面作成に特化したツールを活用することが一般的です。以下に、一般的な作図手順とポイントを説明します。

Step1.基本形状の作成

まず、エスカレーターの基本的な形状を描画します。多くのソフトウェアには、長方形や円などの基本的な図形ツールが備わっているので、これらを組み合わせてエスカレーターの輪郭を作成します。

テンプレート機能がある場合は、エスカレーターの基本形状を選択することも可能です。

自動スナップ/ガイド機能の活用: ソフトウェアに搭載されている自動スナップ機能を利用すると、描画中の線や図形が既存の線やグリッド線に自動的に吸い付くため、正確な位置合わせが容易になります。

また、ガイド機能を活用することで、特定の角度や間隔で線を引いたり、図形を配置したりすることができ、作図の効率と精度が向上します。

周囲の壁や柱などの構造物を配置する際にも、これらの機能を活用してエスカレーターとの位置関係を正確に表現します。

Step2.寸法の記入

エスカレーターの幅、全長、乗り口・降り口の位置など、重要な寸法を寸法線と寸法値を用いて図面上に明記します。

寸法線ツールを選択し、計測したい2点間を指定するだけで、自動的に寸法線と寸法値が表示される機能が一般的です。

単位の設定や寸法線のスタイルなども必要に応じて調整します。

Step3.注釈の追加

エスカレーターの設置階、上り下りの方向を示す矢印、周囲の構造物の名称など、図面の内容を補足するための注釈を追加します。

テキストツールを選択し、適切な場所に文字を入力します。

矢印などの記号は、専用の図形部品として用意されている場合があるので、それを活用すると便利です。

レイアウト調整と印刷設定: 図面全体のバランスを見ながら、必要に応じて各要素のレイアウトを調整します。印刷する際の用紙サイズや縮尺を設定し、プレビュー機能で印刷イメージを確認します。

Step4.データ共有

作成した図面は、PDFや画像形式で出力し、電子メールやクラウドストレージなどを利用して、建築チームの他のメンバーや関係者と共有します。

CADソフトウェアによっては、特定のファイル形式で保存したり、他のソフトウェアと連携したりする機能も備わっています。

EdrawMaxのような建築図面作成に特化したソフトウェアでは、豊富な建築記号やテンプレートが用意されており、上記の手順をより簡単に行うことができます。

例えば、エスカレーターの標準的な図形部品をドラッグ&ドロップで配置したり、カスタマイズしたりすることが可能です。

5.エスカレーターの平面図作成に役立つEdrawMaxの便利機能

EdrawMaxは、エスカレーターの平面図作成を効率的かつ容易にするための多くの便利な機能を備えています。

特徴① 豊富な建築用図面テンプレートと素材

特に役立つのは、その豊富な建築用図面テンプレートです。

階段、通路、電気設備、空調設備など、建築図面作成に必要な多様なテンプレートが用意されており、エスカレーターの平面図を作成する際にも、これらのテンプレートを参考にしたり、一部を流用したりすることができます。

さらに、豊富な記号やアイコンライブラリには、エスカレーターや建築要素に関連する様々な図形が用意されており、これらをドラッグ&ドロップで図面に配置することができます。

これにより、一から図面を作成する手間を大幅に削減できます。

特徴② 便利な作図機能

また、正確な図面作成を支援する寸法線ツールは、クリック操作で簡単に寸法線を追加・編集でき、グリッド機能と組み合わせることで、オブジェクトの配置やサイズ調整を精密に行うことができます。

特徴③ 多様な出力形式に対応

その他にもSVG・PDF・Visioなどのさまざまな形式への出力にも対応しています。

これによりEdrawMax以外のツールにおいても、作図データを使用できるため、データのやり取りを行う際にも非常に便利です。

これらの機能を活用することで、EdrawMaxは、専門的な知識がないユーザーでも、効率的かつ高品質なエスカレーターの平面図を作成するための強力なツールとなります。

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