ガントチャート

Microsoft Plannerでガントチャートを作成できるのか?代替ツールも紹介

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編集者: Edraw

Microsoft Plannerにはガントチャート機能は標準搭載されていませんが、「予定表」ビューを使うことで、タスクの進捗を視覚的に管理できます。

代替ソフトもご紹介するので最後まで読んでいただけたら幸いです。

1.Microsoft Plannerの利用条件

MicrosofotPlannerの利用の条件について記します。

・Microsoft365の法人アカウント

一般アカウントでは利用できません。

法人のアカウントを準備する必要があります。

・プラン

無料プランでも利用できますが、機能は制限されています。

Microsoft365の有料プランがあるので、いずれかのプランへの加入を推奨します。

・Teamとの連携

MicrosoftTeamsと連携するとチームでのプロジェクト管理が便利です。

ファイルの共有、スケジュール管理、編集などが一元で行えます。

2.Microsoft Plannerでタスクを管理する手順

MicrosoftPlannnerでタスクを管理する手順です。

  • MS Planner のタスク管理テンプレートを使用する

タスクのテンプレート

公式サイト(https://planner.cloud.microsoft/)にアクセスして、左下の「新しいプラン」から、さまざまな状況に合わせたテンプレートを選択できます。

  • テンプレート内容の編集

タスクのテンプレート内容の編集

編集エリアをクリックするだけで内容を変更できます。

テンプレートに入っているタスク情報を選択して内容を編集しましょう。

各タスクには次のような項目を設定可能

  • タスク名
  • バケット(部門)
  • 進捗
  • 優先度
  • ラベル

③ ビューの切り替え

ガントチャート形式だけでなく、カンバン、カレンダー、グラフなどにも切り替え可能です。

タスク一覧のビューをメニューから切り替えられます

・カンバン式

カンバン形式

タスク一つ一つを紙で書いたメモのようにして分類した形で並べます。

担当者、重要度、実施日によって並べなおすことも可能です。

・スケジュール(カレンダー)式

スケジュール式

普通のカレンダー上でスケジュールを管理できます

カレンダーから新しいタスクを追加することが可能です

週または月で表示される形です

開始日が設定されていないタスクは「スケジュールが設定されていないタスク」にあります

・グラフ形式

グラフ式

タスクの数をグラフで表します

ビューにおいて次の項目が表示されます

項目

詳細

形式

状態

各状態(開始前、処理中、完了済)のタスクの数

円グラフ

バゲット

バゲットごとのタスク数が確認できる

棒グラフ

優先度

優先度ごとのタスク数が確認できる

棒グラフ

メンバー

メンバーごとのタスク数が確認できる

横棒グラフ

このビューから、期限日までに遂行するべきタスクの検索が可能です

  • フィルター機能を活用

タスクの中から、条件に合致するものを絞り込む機能があります。

右上の「フィルター」をクリックすると選択肢が表示されます。

フィルター

例えば「優先度が重要」な項目だけ確認したい場合、「優先度」、「重要」の順にクリックして、それに合致する項目のみ表示されるようになります。

優先度で検索

3.Microsoft Plannerの代わりに専用ツールでガントチャートを作成する

EdrawMaxでガントチャートを作成する手順をお伝えします。

step1.ガントチャートを挿入する

EdrawMaxを開き、「プロジェクト管理」-「ガントチャート」をクリックします。

ガントチャートのテンプレート

テンプレートで「ガントチャート」を選択しててださい。

step2.タスクを編集する

タスクを編集する

行を選択すると編集メニューが立ち上がる

行編集

「タスク詳細」を選択して開始日、終了日、優先度などの項目を設定することができます。

遅延タスクやクリティカルパスの表示という便利な機能も搭載しています。

サブタスクを追加する場合はメニューより「サブタスクを追加」を選択したらいいです。

サブタスク追加

また、列を選択して編集メニューで列の追加や削除など、「列」に対する捜査は可能です。

チャート設定

step3.期間の編集

期間は、営業日をベースに自動で算出されますので、営業日の設定をするには以下の手順で行います。

行を選択して「オプション」を開く

ガントチャートビューの設定画面にて曜日を選ぶ

営業日メニュー

また、プロジェクトの期間に関する設定も同じ画面から編集が可能です。

チャートに表示するプロジェクトの期間

  • 稼働日のうち非稼働日とする日
  • 日付や期間などの形式

step4.タイトルを付ける

タイトル

「挿入」-「ワードアート」よりワードアートを挿入

文字を入力してスタイルなどを編集する

step5.レイアウトの編集

ガントチャートのレイアウト等を編集する

行か列のいずれかを選択

メニューより「テーマ」を選択

テーマ一覧よりテーマを選択

テーマ

step6.保存する

「Cntl」+「S」または「ファイル」-「名前を付けて保存」で名前を付けて保存する

保存

4.ガントチャート作成ソフトEdrawMax

EdrawMaxはガントチャートをはじめ、様々なグラフや表の作成ができるソフトウェアです。

Microsoft Plannerの代わりに、きれいなガントチャートを効率的に作成したい方にはおススメです。

以下、おすすめの理由として3つの特徴をまとめました。

① 豊富なガントチャートテンプレート

ガントチャートのテンプレート

新規作成画面でガントチャートのテンプレートを選びましょう。

たくさんのガントチャートの例が表示されます。

EdrawMaxの会員であればこのテンプレートが自由に利用できます。

編集方法も分かりやすくて、使いやすいインターフェースです。

② データインポート対応

インポート

ガントチャートのデータを外部データからインポートが可能です。

作業効率がぐんと高まって、所要時間を減らすことができます。

データのひな型に従ってスケジュールを入力するだけで瞬時にガントチャートに変換できます。

・インポート方法

ガントチャートを挿入

チャートを選択するとメニューが表示される

「詳細」-「インポート」を表示する

ファイルを指定して「次へ」で進む

対応する項目を設定してインポートする

③ 共有機能

共有

共有したチャートを形式を指定してエクスポートすることが可能です。

PDF、ワード、エクセルなど多種類の形式に対応しているので、便利です。

また、EdrawMaxではクラウド領域にファイルを保存できるほか他ユーザーとファイルを共有が可能です。

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