デザインの知識

エクセルでQRコードを一括生成する方法

edraw編集者
編集者: Edraw

エクセルなどで、QRコードを簡単に作成したい。

そのような悩みをお抱えのあなたへ。

この記事では、簡単な手順でQRコードを作成する方法をお伝えします。参考にしていただけたら幸いです。

Part1. QRコードの作成方法4選

エクセル、ツールなどでQRコードを作成する方法を4つご紹介します。

以下の表に長所、短所をまとめました。

長所 短所
Microsoft BarCode Control プロパティでAutoLoad、Lockedなどの設定ができる Microsoft365アクセスランタイムが必要
手数が煩雑
アドイン QRコードの色、サイズの設定ができる
プレビューが見れる
アドインのメニューから作成方法が簡易
一括作成ができない
VBA コードを編集したら一括作成も可能 Microsoft365アクセスランタイムが必要
コードの知識が必要
Online ツール 見た目がきれい
他の図表の編集が可能
インターフェースが利用しやすい
高度な機能は有料会員でないと利用できない

方法1.Microsoft BarCode Control

エクセルで、バーコードコントロールを利用してQRコードを作成する方法です。

・準備編

まずは、お使いのmicrosoft365にaccessが入っているか確認しましょう。

入っていたらそのまま次のステップに進みます。

入っていない場合は、Microsoft365 access runtimeをインストールする必要があります。

上記のリンクよりお使いのmicrosoftt365シリーズのバージョンにあったアプリケーションをインストールしてダウンロードします。

・利用手順

マイクロソフトバーコードコントロールを利用してQRコードを表示する方法です。

①エクセルのシートを開く

②「ファイル」ー「オプション」ー「リボンのユーザー設定」を開く

③「開発」にチェックを入れる

④シートに戻って開発タブを開く

⑤「コントロール」-「挿入」-「ActiveXコントロール」の右下のコントロールの選択を選択

コントロールの選択

⑥MicrosoftBarCodeControlを選択する

BarCodeControl選択

⑦シート上でハンドルを左上から右下にドラッグする

QRコードの見本が表示される

コードの見本

⑧右クリックして「プロパティ」を開く

⑨プロパティの設定画面が開くので「Value」にアドレスを入力する

バーコードのプロパティ編集

QRコードが作成されます

コントロールで作成されたコード

方法2.アドイン

エクセルのアドインの機能を利用してQRコードを作成することが可能です。

以下の手順で行います。

①「開発」タブ-「アドイン」を選択

②Officeアドインの画面が立ち上がる

③ストアメニューを開く

④検索窓で「QR」と検索する

アドイン選択画面

⑤QR4Officeを選択する

⑥アドイン一覧にQR4Officeが出るので、「追加」をクリック

シートの右側にQR4Officeが表示されます

QR4オフィス画面

⑦URLや、その他の設定などをする

QR4設定画面

⑧「INSERT」ボタンをクリックするとQRコードがシート上に挿入される

QR4で作成したコード

方法3.VBA

VBAを用いてQRコードを生成する方法です。

前提条件として、Microsoft365Accecc Runtimeが入っている必要があります。

手順は方法1にてお伝えしたとおりです。

手順は以下の通りです。

①「開発」タブよりVisualBasicを開く

②VisualBasicの画面が立ち上がる

③セルA1にアドレスを入力する

マクロ入力画面

④VBA描画画面に以下のコードを張り付ける

Sub QRコード生成()

Dim url As String

Dim qrUrl As String

url = Cells(1,1).Value

qrUrl = “https://qrserver.com/v1/create-qr-code/?data=” & url

With Cells(1,2)

.Select

ActiveSheet.Pictures.Insert(qrUrl).Select

Selection.ShapeRange.LockAspecRatio = msoTrue

Selection.Height = 100

Selection.Top = .Top

Selection.Ledt = .Left

End With

End Sub

④▷ボタンを押して実行する

⑤「ファイル」-「終了」してMicrosoftExcelに戻るを選択する

⑥B2にQRコードが生成されている

マクロで生成したコード

方法4.Online ツール

QRコードの生成におすすめの描画ソフトをご紹介します。

QRコード挿入画面

EdrawMaxは多機能な作図ツールで、内蔵されているQRコード生成機能を使って、リンクから簡単にQRコードを作成できます。QRコードの生成方法は以下の通りです。

  • ファイルを新規作成する

最初のページより【新規作成】を選択する

新規作成画面

    • 左パネルの「その他」より「QRコード」を選択

QRコードを選択

  • QRコードを挿入する」の画面が立ち上がる
  • URL,テキストと詳細設定(余白、画質)を設定する

リンク等入力画面

⑤「挿入」を押下する

  • QRコードが描画画面に表示される

QRコードが生成されました。

edrawmaxで生成したコード"

EdrawMaxの魅力のポイントを3つご紹介します。

1.アイコン入りのQRコードを作成可能

詳細設定では「ロゴをアップロード」をクリックして、アイコンを選択すれば、作成できました。

QRコード完成画面

  1. QRコードのスタイルを自由にカスタマイズ
    QRコードのサイズや色などを細かく設定できます。
    操作方法:QRコードを選択し、ツールバーの【調整】から色や透明度を変更可能です。

明るさ等調整画面

3.高品質でQRコードを印刷可能

EdrawMaxで作成したQRコードを選択して印刷するには以下の手順で行います。

①QRコードを選択する

②「ファイル」-「印刷」を選択する

印刷の設定画面が立ち上がります

③向きや、サイズなどの詳細設定をする

PDF、もしくは用紙に利用可能なQRコードが出力されます。

印刷画面

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